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治療技術の三本柱(大学で教えない歯科治療)

歯の治療1(虫歯の治療なぜ治らない)

虫歯がなぜ治らない
私の医院での臨床経験から、ほとんどの虫歯の治療が虫歯の取り残しのやり直しであるといえます。もちろんきちんと虫歯を取り除いている場合もありますが、そのようなケースはむしろ稀です。つまり大学教育でうける虫歯の除去の技術では不十分と言えます。これは虫歯除去に歯科医師に必要な技術のすべてが集約されているからです。

ラバーダム防湿
ラバーダム
虫歯をきちんと取り除くためにはラバーダム防湿が欠かせません。これによって、きちん虫歯を取り除くための準備ができたといえます。すなわちラバーダムをしない治療は治療の確実性を落とした治療となってしまいます。

虫歯が残っていた歯の例  (いずれも当医院にある顕微鏡にビデオカメラを取り付け撮影したものです。 )
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一見何の問題も無いように見える虫歯の治療、本人にもまったく痛みもありません。しかし、私は自分の経験とレントゲンの読影から、虫歯があると診断いたしました。

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見えにくいアンダーカットに虫歯らしい黒いものが見えます。しかし黒いから必ず虫歯とは言えません。虫歯をそめだすウ食検知液を使用して確認します。

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何回か染めだしで虫歯を取り除いた後でもこのように赤く染まる部分見つかります。この間20分程度かかっています。

カリエス除去後

完全に虫歯を取り除きました。この間およそ30分、虫歯を完全に取り除く作業はそれほど容易ではありません。これも一つの技術なのです。日本の大学ではこの技術を十分教えていないという事実と、保険制度による、短時間の不確実な治療がもたらした結果です。何よりもまず、虫歯は完全に取り除かなければ、治療になりません。このような不完全な処置を受けている患者さんが多いという悲しい事実があるのです。しかし、日本はそれでも諸外国よりは恵まれています。というのはほかの国では保険制度下ではほとんどの歯の治療が抜歯などの極端な選択肢となってしまうからです。不完全でも虫歯治療を非常に低い保険点数で行ってもらえるだけでもラッキーと言えるでしょう。


 

虫歯の治療は適材適所

虫歯の治療は場所によって適切な材料があります。強度が必要な場合は、できるだけ金属を使うのが望ましく、審美性がさほど必要でない場合は、アマルガムやゴールドが最も有効な材料となります。日本ではアマルガムの治療を十分に教育されていないために(教官に治療技術がない)虫歯の治療をきちんとできるようにならないのである。 

1.術前

2.術中

 レジンで治療をされた虫歯、いずれもラバーダムはされていなかったようだ。
 レジンは虫歯になりやすく、虫歯が取り残されているとさらに悲惨なことになる。
3.虫歯を取った後

4.術後
 大学で何でもレジンを勧めている先生はこのような事実を知っているのであろうか?
 金属による修復はとにかく安心感がある。(写真はアマルガムである)
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