コラム
用語説明
用語の説明
中心位・・・咬み合せの状態で、顎の関節が解剖学的に正しい位置に収まった状態になっている咬み合せの位置。この位置は採得が非常に難しく、テクニックを要する、ドーソンテクニックなど様々な方法がありますが、いずれも筋肉の緊張を取った状態で採得することが重要であり、俗にブルーチン(青い頤)レッドチン(赤い頤)と呼ばれるように、力任せに押してとろうしても絶対に正しい位置は取れません。歯の治療に際してはこの咬み合せの位置を最終的な患者さんの咬み合せのゴールとして治療をしていなければ、治療とはいえません。この咬み合わせに対し、習慣性咬合位というのがありあますが、これは普段食事をしているときに上の歯と下の歯が最大限に接触している位置のことです。習慣性咬合位と中心位とは日本人の場合9割ぐらいの人にズレがあります。これは咬み合せの合っていない被せ物などを入れられると、徐々に咬み合せの位置がずれてくるからで、普段の歯の治療において数十ミクロン程度のズレも許してはいけないのです。顎関節症の治療を行うのに、中心位を正確に採得出来ないドクターでは治療は不可能といえます。
舌根沈下・・・機能的な理由によって、舌根部が咽頭の下の部分に落ち込んでしまうこと、これによって呼吸障害や、よるいびきをかいたり、睡眠時無呼吸症候群になったりします。多くは下の歯列に問題があることがあり、歯を抜かないで矯正で歯列を拡大することによって舌のスペースが拡大し、改善することがあります。
デーモンブラケット・・・アメリカのデーモン先生が開発したブラケットで、摩擦抵抗がほとんどないブラケットで、ワイヤーもブラケットに結さつしないため、歯が動きが早かったり、今まで不可能と考えられた治療が可能になります。例えば今までは歯列を全て後ろに送ることは不可能でしたが、デーモンブラケットではそれが可能です。



